桶屋

好きなものについてや日々思ったことです。大学3年生ってこんな感じだったな、って見返したい。

ひとり回転寿司

先週1人で回転寿司に行った。

行動範囲が広がると、自分の欲望に忠実になる。数日たったが、日記的に記録しておく。1人で回転寿司に行きたい欲を持っている人に共有したい。

 

前日にゼミの発表を終えた私は1日経ってもまだ開放的な気分でいた。3限が終わり、図書館で勉強する習慣などすっかり忘れ直帰。生協が混みすぎていてまともにお昼を食べられなかった私は割と空腹で家に着いた。

そのまま車から降りず事前調査に移った。まず周辺の回転寿司チェーンの調査。

近所にはないので車で行くしかないが、運転にちょこっと慣れてきた自分にとって移動はもはや苦ではない。行ける範囲にある安い回転寿司チェーン、3択。良い点悪い点考えてみた。

 

第1候補、はま寿司。

高校生のころよく行ったので記憶が新しい。なじみが深い。醤油の種類が多い。パイナップルがある。

最近平日ひと皿90円サービスが終了した。

 

第2候補、くら寿司

家族でよく行ったのでなじみが深い。皿が片付けられて便利。デザートが多い。シャリハーフがある。(私は常にダイエット中)

値段が100円じゃないものもあってメニューが難しかった。ちょい遠い。

 

第3候補、スシロー。

ネットで見るとおいしいらしい。

デザートが少なかったような。なじみない。ちょい遠い。高いやつもある。デザート少なかったような。

 

安舌なのでおいしさの差はわからない。100円皿が多く、車で行きやすそうなはま寿司に決定。うきうきです。

右車線側に店があり、もたつきながらも到着。

 

入店。平日15時、客もまばらでおひとりさまも3人ほどいた。ぼっち回転寿司に完璧なタイミング。すぐに席に案内されノータイムでタッチパネル注文ができた。事の運びがうまく、胸が高鳴る。1人席、初めて座ったがなかなか居心地がいいかもしれない。コンパクトな領域に醤油がちゃんと5種あってすごい。寿司に集中できる感が自習室みたいでよい。

 

ヒトカラのノリで5皿くらい一気に注文してしまった。1人回転寿司の作法、あってるだろうか。コースみたいに少量ずつ頼むべきなのか?研究課題だ。

待つ間にお茶を作る。猫舌なので冷ましておく。それでも手持無沙汰だったのでメニューを眺める。メニュー多くて楽しい。

1皿ずつ到着。思ったより種類が多くて、家族と行くときのように惰性で選ぶようなメンツはいなくて、選りすぐりのドラフトとなった。面構えが違う。久しぶりの回転寿司、血肉沸き踊る思いだ。

幸運だったのが、わたしの最も好きな魚ブリがあったこと。冬最高。はま寿司ありがとう。大好きブリおかわりした。

ちょっと時間かかってたのは山かけたらこ。これきたら席立ってお水取りに行こう、って待ってたのになかなか来なかった。軍艦は作るのむずいのかな。

 

結局寿司は9皿でストップ。普段友達と来ると、友達が6,7皿くらいで止まるので、正直10はいけるが歩調を合わせる。ひとりだと割り勘する相手もいないのでどこまでも行けてしまうのでは?と思っていたが、実際財布に見張られ自由に動けないものだ。1人暮らし学生なんてこんなものか。しかし選りすぐられた猛者ネタたちは十分私を幸せにしてくれた。あとはデザート。

 

100円寿司におけるデザートは必ず2種いきたいという自分ルールがあるので、2枠あるにしても、大変厳しいドラフトとなった。有力選手を紹介する。

回転寿司に来るとなぜか食べたくなる、大学芋。安いしなんかおいしそうに見える。

期間限定メニュー。期間限定はいつだって、どこだって、私を惑わせる。今回は秋限定ということで芋栗系デザートだった。絶対おいしい。

ケーキ系。ケーキ界で最も好きなミルクレープはなぜか回転寿司にレギュラーで存在する。最も好きなので、いつでも食べたい。

あと、大好きパイナップル。

 

今回選考を勝ち抜いた第一選手は、パイナップル。とりあえずパイナップル食べながら考えよう。

第2選手、チーズケーキ。そのときの気分だった。気分にあったものを選ぶって難しいのだが、このときはうまく選べてうれしかった。おいしかった。

 

終盤に差し掛かり、本日の中間振り返りをした。なかなか満足のいく選抜を終え、心はすがすがしくおなかは満たされている。

勝利のウイニング納豆巻きで締めくくった。軍艦より細巻派だが、はま寿司には両方あるのが心遣いを感じる点だ。

 

 

締めくくっていない。まだいけるパイナップル追加注文、これで試合終了。

1時間で1日分のカロリーを摂取する大満足な結果となった。

なんでもない平日の午後が幸せ溢れるひとときとなり、普段の漠然とした不安なども、忘れさせてくれた。ゆっくりさせてくれてありがとう、はま寿司。

 

退店。駐車場にあたしの車しかないんだが。あの店内、あの瞬間、一番満喫したのは私だったと、胸を張って言おう。